夜のお仕事
私が会社勤めをしていたころ、
私のいきつけの美容院は東京六本木にありました。
大抵仕事の後に行っていたので、
夕方の時刻が多かったのですが
その時間帯、その美容院はとても華やかになりました。
六本木の夜に繰り出すお姉さま方が、
次々に美しく変身して出かけるのです。
そして、私が銀座の画廊で仕事をしていた頃、
同じビルの上階にあるクラブが始まる時刻になると
エレベーターの中は、香水の香りがしました。
娘の保育園時代のママ友達で、
銀座のクラブのホステスさんがいました。
とてもきれいな人で、背も高くて目立つ人でした。
彼女は、自分が銀座のホステスであることに、
とてもプライドを持っていました。
彼女は、夜になると子供をベビーシッターに預け、
自分は夜の銀座へと出向いていきます。
今、娘の小学校では、同じように
夜のお仕事をするお母さんの娘が、
とても問題視されています。
子供に問題が上ると、シングルマザーで
夜のお仕事と言うだけで、
さらにゴシップネタを提供しているようです。
でも、何がいけないのでしょうか?
私は、どんな仕事でも、自分ががんばっていることは
プライドを持ってすすめていくほうがいいと思います。
あるお母さんが私にこういいました。
「まったく、うちの弟の別れた奥さん、
今夜の仕事をしているんだって。」
私は、「何が問題なの?」と聞くと、
「だって、夜の仕事なんていやらしいじゃない?」
と、彼女は言いました。
私は、シングルマザーががんばって子供のためにする仕事に、
いやらしいもへったくれもないと思います。
一人で充分子育てをがんばっているんだという
プライドを持って、がんばりましょうね!
まあ、一日中昼ドラを見ていられる奥様には、
とうてい分からない話のようですが・・・。